バンクーバーのカフェ事情 ~ 器具とコーヒー豆について
The Dog & Squirrel
コーヒー Advent Calendar 2016 19日目。バンクーバーのカフェにはどのような器具や豆があるのかについて書きます。先日コーヒーが美味しく特徴のあるローカルのカフェについても書いたのでそちらも合わせてどうぞ。
関係ないですが最近勤務先オフィスのコーヒー設備がボスの趣味で充実してきましたが、コーヒー好きが自分とボスしかいないのが残念なところです。豆部うらやましい。。。
ドリップ環境
ローカルの独立系カフェの場合はドリップ器具をいろいろ試しているらしく行くたびに使っている器具が違うことが多いです。昨年~今年の前半はChemexやABLE KONEの金属フィルターをよく見かけましたが最近はまた変わっています。
Kalita Wave Dripper
Propaganda Coffee
先日の記事にも登場したPropaganda Coffee。お湯いれる設備も面白いですがドリッパーはKalita Wave Dripper。他のカフェでもたまに見ることが増えてきました。
Torch Mountain Dripper
今年の個人的ベストカフェThe Dog & Squirrel。たまにエアロプレスを使っている日もありますが主にはTorchのMountain Dripper。Kurasuのサイトで見つけて面白いなと思ったようです。ちなみにKurasuはこちらのバリスタさんやコーヒー好きの中でも有名らしく、他のお店の方やシアトル在住のアメリカ人も知っていました。
ただ、他のお店だとMountain Dripperに興味を持っているバリスタさんはいるものの、導入まではしていないもよう。
ちょっと特殊
一般的ではないですがKahve & ChaiのTurkish coffee。Vietnamese coffeeなんかもメニューにあります。とはいえこれはMakerLabsの中で半分趣味的にやっているお店なのでできることだと思います。他では見たことなし。
コーヒー豆
Revolver
去年も使った写真ですが、Revolverのコーヒー豆。サイト中部のCURRENT MENUに詳しく載ってます。 Phil & Sebastianは他のカフェでもよく見かけます。
他の規模の大きいローカルカフェだとこんなセレクション。
The Dog & Squirrel
こちらはThe Dog & Squirrelのとある日のメニュー。BC州でローストされた豆にこだわっているとのこと。ちなみに右端のEthiopia Yirgacheffe Kokeは芳醇なストロベリーの甘みがとても素晴らしかったです。
焙煎機
Matchstick Coffee Roasters
焙煎はほとんど知識がないので簡単にバンクーバーの有名ロースターを2つ。ウェブサイトで焙煎について説明しています。
- Matchstick: Giesen
- Moja Coffee: 昔はProbat、今はJoper
会社の近所にあるGoliath Coffeeはサイトに書いていなかったので今度見に行ってみよう。(来年は手網焙煎に挑戦してみようかな…自宅で簡単にコーヒーを焙煎！手網焙煎入門)
バンクーバーのバリスタさんから見たTOKYO
The Dog & Squirrel
今年はマイクロカフェを見つけてバリスタさんとコーヒートークをすることが増えましたが、話しててよく言われるのが「Tokyoのコーヒーシーンは独特で面白い」。日本製のコーヒー器具が有名なこともありますが、マイクロカフェの内装のこだわりやお店の雰囲気はバンクーバーとはまた違っていて参考になるらしいです。Kurasuのサイトで日本のカフェ紹介雑誌を買って内装の参考にすることもあるとか。
上記写真のThe Dog & Squirrelはバーミンガム出身のバリスタさんがやっていましたが、奥さんが紙製品を好きなこともあり少し日本的な柔らかさを出してみたと話していました。移転後の次のお店も同じような雰囲気にしたいとのこと。
また、こちらのカフェでよく見かけるコーヒー雑誌に”Drift“と”Standart“がありますが、DriftのVolume 2: Tokyoはかなり人気と聞きました。現在Amazon USで$240…!
まとめ
自分は2014年9月までしか東京にいなかったので最近の東京のコーヒー・カフェ事情と比較できないのが残念なところ。来年どこかで一時帰国した際にはおすすめのお店に案内してくれると嬉しいです :)
ちなみに去年の記事バンクーバー生活とコーヒーで”こちらのバリスタともっと詳しい話ができる知識と英語力の必要性を感じる今日この頃。”と書きましたが、今年はマイクロカフェで顔見知りのバリスタさんが増えてきたり、会社でもコーヒー好きのポジションを確立できたりと悪くない一年だったかと思います。
